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鳴門秘帖

「各々の尋ねている法月弦之丞でござるが・・・」薬王寺の石段を下って来る同心衆の路をふさいだ怪しい遍路の壮重な宣言である。
「今この境内で召捕られた二人の縄付を拙者の手へ渡してもらいたい」吉川英治の代表作『鳴門秘帖』剣山の巻に徳川の隠密、法月弦之丞(小説の主人公)が剣山の山牢に閉じ込められている甲賀世阿弥を救出するため、阿波に潜入して日和佐に忍び薬王寺を舞台に活劇を見せるのである。「遍路の歌」と題するこの一段は傑作中の傑作と思われる。阿波では徳島は 別として、薬王寺と剣山と鳴門との三ヶ所が舞台に選ばれている。かくて薬王寺は小説上の名所として全国に知られることになった。なお作者は一応日和佐を視察したようで、厄除橋、男坂、女坂、星越などの地名が記されている。

資料【日和佐郷土誌】

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